女性が工場で働く場合はどのような仕事を任される?


食品工場は作業内容に男女の区別がないことが多い

工場の求人情報を見ると、「女性でもOK」となっているところが結構あります。では、女性が工場で働く場合、どのような仕事を行うことになるのでしょうか。まず、工場によっては男性とまったく変わらない仕事をするところがあります。具体的な例を挙げると食品工場がそうです。弁当を作る工場の場合、容器にごはんをよそい、おかずを詰めていくということを複数の人間が流れ作業で行っていきますが、この作業は基本的にまったく力は使いません。そのため、女性でも問題なくできるのです。むしろ、盛り付けに関しては女性の方が上手にできると期待されている部分もあるでしょう。

家電の組み立て工場だと男女で違う作業を行う

では、家電などを組み立てる工場ではどうでしょうか。この場合、男性が行う作業と女性が行う作業ははっきりと分かれることも多いです。たとえば、組み立てラインの先頭で行う品出し作業は、あまり女性に任されません。品出しとは、組み立てに必要なパーツをラインに載せていく作業のことで、組み立てるものによってはかなり重い物を箱から出して載せていかなければならず、体力や腕力が必要になります。そのため、男性が割り当てられることが多いのです。女性がラインに入る場合は、パーツをビスでとめる作業か半田付けの作業、もしくは製品の梱包でしょう。ただ半田付けは主に正規雇用の女性従業員が担当するのでパートだとビス留めか梱包です。

検品作業は比較的女性が担当することが多い

組み立てラインに入らないこともあります。その場合、検品作業を担当することが多くなるでしょう。家電を組み立てる工場の場合、複数の下請け会社からいろいろなパーツが納入されます。それらの数が合っているかを確認するわけです。パーツによっては非常に小さく、数えるのに一苦労するものもあるので、体力的に楽ではありますがそれなりに大変な仕事です。正確に数えないといけないので集中力が要求されるでしょう。また、場合によっては検品と一緒にパーツにケーブルを差し込むといった、簡単な作業を任されることがあります。これも、組み立てのための下準備ということになるでしょう。

食品工場の検品はかなりハード

検品作業は食品工場でもよく行われます。家電の組み立て工場だと検品は座って自分のペースでできることが多いのですが、食品工場の場合、ベルトコンベアに載って流れてくる製品をリアルタイムでチェックするという検品になることが多く、とても座って自分のペースで行うというわけにはいきません。立ちっぱなしになることも多く、わりと重労働です。

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